| ◆ 猫に危険な食品 |
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(ネギ類)
玉葱・長葱・浅葱・ニンニク・ニラ・らっきょう・ワケギなど。タマネギ中毒と呼ばれる溶血性貧血になる可能性があります。
ネギに類に含まれるアリルプロピルジスルフィドという物質が、赤血球を破壊し、ときには死にいたる場合があります。猫の場合は腎臓に致命的なダメージがあり、急性腎不全の症状が見られた場合、予後が悪い場合がかなり多いです。
症状は、血色素尿という赤もしくは褐色の尿・嘔吐・貧血など。アリルプロピルジスルフィドは熱に強いため、加熱してもその効力は落ちません。(ハンバーグ、カレー、すき焼きの残り汁、味噌汁など。)
※ニンニクは少量であれば免疫を強化する働きがあり、健康維持になります。我が家ではガーリック・サプリメントを使用しています。
(生のイカ・タコ・エビ・貝類・魚類) イカは重要な栄養素タウリンが多く含まれていますが、生のイカに含まれるチアミナーゼという酵素がビタミンB1を分解するため、急性ビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。チアノミナーゼはイカだけではなく生の魚介類にも含まれています。
ただし、チアミナーゼは酵素で、加熱すれば効力を失いますので、魚介類は加熱してから食べさせてください。
(生卵の白身)
生卵の白身には、ビタミンの一種であるビオチンを分解する酵素が含まれています。過食すると皮膚炎や結膜炎などを引き起こす可能性があります。ただし、これも酵素ですので加熱すれば効力を失います。
(アワビ・サザエ・トコブシなどの内臓) アワビの内臓に含まれるピロフェオホルバイトなどの光励起物質が 体内に吸収されると、光線過敏症の原因となります。 猫の体は被毛でおおわれていますが、耳は被毛が薄く、皮膚の表面や毛細血管にまで日光が届くため、光線過敏症になります。
症状は激しいかゆみ。また、有害成分によって耳の組織が壊死することもあります。とくに2月から5月頃のアワビの内臓には要注意です。
(チョコレート)
チョコレートには、テオブロミンという興奮物質が含まれており、心臓や中枢神経を刺激し血圧上昇・不整脈・興奮・痙攣などの症状を引き起こします。ひどい場合は死にいたる場合があります。
(動物や魚の大きな骨)
のどに詰まって窒息したり、消化器官に詰まって腸閉塞を引き起こす可能性があります。硬い骨、鋭い骨は消化器官を傷つけ、刺さることがあります。とくに鶏の骨はあげてはいけません。
(生の豚肉)
トキソプラズマ症に感染する危険があります。トキゾプラズマ原虫は、トキソプラズマの含まれた肉を食べることによって感染します。( 生の豚肉に多いと言われています。
)ほとんどの猫に症状は出ませんが、仔猫や老猫、体の弱っている猫が感染すると、腸の中で増殖し血便などをひきおこします。また、仔猫のときに感染してもすぐに症状が現れず、数ヶ月〜数年たってから慢性化した症状が出る場合があります。慢性症状のひとつは長く続く下痢です。
(香辛料) 香辛料などの刺激が強い食品は、胃腸炎や内臓障害の原因になります。 また、胃を刺激するため吐くことがありますが、胃は常に胃酸にさらされているので酸には強いですが、食道は酸には強くないため、胃酸によりダメージを受けます。
(牛乳)
猫は牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)をうまく分解できません。牛乳や乳製品をを食べたときに、吸収できずに腸管にたまります。
そのため下痢の症状を引き起こします。まれに、牛乳を飲んでも大丈夫な猫ちゃんもいます。
(スルメ)
スルメは胃の中で水分を吸収し、10倍に膨れ急性胃拡張をおこします。
(カフェイン)
お茶やコーヒーに含まれているカフェインは、チョコレートのテオブロミン以上に興奮作用が強い物質です。大量に与えるのは危険です。
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| ◆ 猫に注意が必要な食品 |
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(塩分の多いもの)
猫は汗をあまりかきません。ニクキュウが湿るくらいです。そのため塩分をあまり必要としません。塩分の過剰摂取は飲み水の苦手な猫の血液中の水分を奪いドロドロの状態にし、循環を妨げます。また、心臓や腎臓に負担がかかると言われています。与えすぎには注意が必要です。
(注意が必要なもの)食パン・鰹節・味噌汁・おせんべい・ハムなど。
塩分が高く、尿結石・膀胱炎・腎不全の原因になることがあります。
また一般的に使用されているのは「塩」ではなく、ナトリウムが多いので、表示をよく確認のこと。また、フードの中には意図的に高塩分にして水をたくさん飲ませ尿を出すことで「尿道結石」を予防するものがあります。(結石対応の療法食など。)これらは長期にわたり食べ続けると、塩分による内臓疾患をおこす確率が高くなります。尿phが改善・軽減されれば与えるのを中止して通常のフードに戻して下さい。獣医さんによる投与期間の指示・アドバイスにより的確に与えることが必要です。
(お菓子)
たくさん食べると糖分、脂肪分の過剰摂取となり糖尿病・肥満の原因になります。また、甘いお菓子には甘さを引き立てるために、塩分が多く含まれている場合があります。虫歯にもなりやすくなります。
(熱いもの・冷たいもの)
食道や胃を刺激するので、下痢や便秘になることがあります。
猫が好む温度は人肌ぐらいだと言われているので、なるべくその温度にして与えて下さい。
(水道水) 水道水に含まれている塩素は腎臓や肝臓に負担がかかります。
猫に水道水やミネラルウォーターを与えてはいけないと言います。水道水には塩素や発ガン性のあるトリハロメタンなどの有害物質が含まれており、ミネラルウォーターはマグネシウムやカルシウムなどのミネラル分の摂りすぎにより、他の栄養素とのバランスが崩れてしまい、尿結石になる可能性があるということです。しかし、実際にはあまり問題がないとも言われています。水道水は地域によって、美味しく飲めるところはたくさんあります。我が家の場合、水道水がまずい! カルキもすごいです。
ミネラルウォーターは、一般的に赤ちゃんのミルクをミネラルウォーターで作ってはいけないと言われています。日本で販売されているミネラルウォーターは硬水(カルシウムを多く含む天然水)が多く、ミルクには赤ちゃんの成長に必要なミネラルが含まれているため、ミネラルウォーターでミルクを作ると、ミネラルのバランスが崩れてしまう可能性があるからです。ミネラルウォーターを使用する場合は、軟水(~60くらいまで。)を使用して下さいとあります。
同じようなことをキャットミルクにも言えると思います。ミルクをあげるときは、15分以上煮沸した水であげることが望ましいと言われています。また、ドライフードのみのご飯をあげている猫ちゃんにも、他の栄養素とのバランスが崩れるという点では同じことがいえると思います。
(チーズ)
チーズに含まれる乳脂肪などの成分を、うまく消化できず下痢になることがあります。個体差によって大丈夫な猫ちゃんと、下痢や軟便になる猫ちゃんがいるようです。チーズは多くの栄養が含まれており、ビタミンやミネラルを補給できる食品なので、食べれる猫ちゃんにはオススメです。ただし、人間用のチーズには塩分が多く含まれているので、注意が必要です。
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| ◆ 猫がタマネギを食べてしまったら。 |
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アビシニアンはとっても食欲旺盛! 口に入るものは何でも食べちゃう子も多いです。リンクは子猫のころにキーマーカレーが入っていた重い鍋のフタを体全体を使ってこじ開け、食べてしまったことがありました。
もちろん! 即病院です!!
お腹が弱い子でしたので、直後に下痢。そして出てきたニンジンの量をみてびっくり! タマネギも同じ量だけ入っているキーマカレー。
そして多量の香辛料。ただちに病院に行って処置をしてもらわないと命に危険な状態です。上にも書きましたが、タマネギの中にはアリルプロピルジスルフィドという物質が、赤血球を破壊し、溶血性貧血になる可能性があります。また腎臓へのダメージも心配です。
個体差にもよりますが、緊急の処置が必要になります。
病院での処置は「重症入院」でした。点滴を24時間、1週間ほどの治療が必要と当時通院していた病院では言われました。 もちろん個体差や病院によって治療の内容は変わるとは思います。
すぐに病院に行きましたが、血液検査で溶血性貧血の兆候が見られました。(1回目の検査ではほとんどなし、2回目・3回目で見られ、その後数値が落ち着きました。)処置が早かったのか、5日間で退院しました。
その後2回の血液検査で全ての項目で正常値だったので病院からOKがでました。まさかカレーにまで手を出すとは思っていませんでしたし、重い鍋のフタを開けるとも思っていませんでした。 これは私の不注意です。
タマネギはユリ科の植物、猫に危険な植物でも書いていますが、ユリ科の植物はすべて犬や猫にとって危険なものです。
さすがにカレーを食べる猫は多くはないと思いますが、百合やスズラン、チューリップを飾っている家は多いと思いますので気をつけて下さい。
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